鏡面のビス穴補修と他キズ50箇所て!? 先言えよ・・・

夕方からの鏡面補修・・・

社長より「小さい穴4つだけやからいってきて~♡」と、ラッキーラッキー!と言うわけで、現場到着19:00。
現場についてフタを開けてみると、鏡面パネルのビス穴4カ所プラス他のキズが50箇所の指摘。補修依頼にありがちな「正直に言うてよ・・ほんまに」パターンで、若干の怒りを胸に、3時間で終わらすことを胸に秘め、作業開始!!

さぁ、やるしかない・・。

どんな補修においても作業前にまず、仕上がり、作業工程、作業時間がイメージできている事が重要です。現場の状況や対象物に応じてイメージは都度変わります。
今回の鏡面はかなりシビアな補修になります。下地処理での「研磨」中塗りでの「研磨」。各工程での「研磨」がごく重要になり、しっかり段階を踏んで研がなければ仕上がりに粗が顕著に出ます。ですのでかなり慎重に作業しなければなりません。

が、しかし

①最初の依頼は「小さい穴4カ所」
②作業開始が19:00
③追加で他のキズ50箇所て・・
④う、うそつき・・・確信犯やないか
⑤あーもー家帰りたい

というわけで・・・

ペーパーがつがつ厚塗りクリア磨き及び、それを乾かしている間にハードワックスでシュッシュッ補修!!

依頼が鏡面パネルのビス穴だけであれば芸術家のように美しくスタイリッシュに直すのだが、依頼は「鏡面ビス穴4発とほかの建材のキズ50箇所」・・・。そう我々は肉体労働者、工場生産ラインの仕分け従事のごとく、アマゾンの配達員のごとく、とにかくやらなきゃならない、そして、速く早くお家に帰りたいんだ。

ビス穴の下地処理を行い、パテ充填、面出しをいつも通りがつがつペーパーで行うと「ペーパー目」ががんがん出てます。この削った跡の「ペーパー目」というのが非常に厄介で、どんな補修においても「ペーパー目」は出ない方がよく、特に鏡面においては「ペーパー目」はかなり狂暴な存在です。
皆さんも普通の補修で普通にペーパー目が出ると思いますが、この「ペーパー目」を消すためにサンディングシーラー等のスプレーを振りまくって消している補修屋さんは多いんじゃないでしょうか?
そもそも塗料と言うのは薄く塗れていればいるほど頑丈です(パテや接着剤もいっしょ)。ましてや塗膜の超柔らかいサンディングシーラ―厚塗りは耐久性もへっちゃくれもありませんし艶合わせもおかしなことになります。シーラー厚塗りをフローリングに施した日にはもう終わってますね♡
一般的な補修においてサンディングシーラーはあまり使わない方がナイスです。その為にはペーパー目を出さないことが重要ですが・・・

Q、それなのになぜ今回ペーパーを使ったのですか?

A、塗膜をかなり厚くする事でペーパー目は埋まるし、調色塗料を吹き付けるので埋まらなくても色付けで分からなくなる・・・まぁ、急いでいたので。

Q,、塗膜は厚くすると弱くなる事を知って何故そうしたのですか?

A、そうですねぇ~、特に足で踏んだり、手で触る所ではないので耐久性はあまり考えなくて大丈夫だろうと。

Q、補修屋としてこの「鏡面」を直すのが仕事人、職人ではないですか?

A、・・・他50箇所あるし、今21:00だし、、とにかく早く家に帰って

ウォーキングデッドが見たいんだよ

ベース色と木目をザックリ描いたら、とりあえず一発、2液ウレタンクリアべた塗り、そして、

ダッシュで他50箇所のキズを直しに行く

指触乾燥後、ビス穴部分の色合わせでまた木目描いたり、色足したりひいたり、さらにクリアべた塗り。そして、

無心で他30箇所のキズを直しに行く。

乾燥後、色足したり引いたりの着色を繰り返し、噛んでるゴミ・ブツをトレックスやバフレで同一方向に優しく撫でるようにフェザータッチ♡ そして、

歯を食いしばって残り10箇所のキズを直しに行く。

3回の2液ウレタンクリアべたべた塗りにて終了~

無事に、一般補修50箇所ハードワックスシュッシュッで終え、鏡面も見れるようにはできました。急ぎで仕上げたので後日の状態に若干の不安要素はあるものの、そういうのは社長にお任せして、我々は腕を上げましょう!

     

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