フローリング補修の「カッター面出し」

いなセンス補修テク カッターによる『面出し』!!

補修作業の工程の1つとして、平滑な面を形成する『面出し』。
『面出し』の方法は複数あるが、今回はカッターの刃を用いた『カッター面出し』の作業方法を紹介しよう。

※使用するパテはジェル(アルテコやリペアジェルのようなシアノアクリレート系)

この場合、サウンドペーパーを使用しての『面出し』が一般的だと思うし、そう教えられてきた。
補修をし、『面出し』を繰り返していく中である違和感に気付く。。。
『面出し』ってなんやねん!?『面出し』って言いすぎて『面出し』って言いたくなくなってきた。
※以下、『MDC』。。。ウィッシュ!

てなわけで、サウンドペーパーを使用した場合、平滑な面を手に入れ易くはなるが、
その代償として、
・クリア層にペーパー目がついてしまう。それを消すためシーラーやたらクリアスプレーを吹き散らす。
・塗装物や強化紙であれば色を剥がしてしまう。
・ペーパーを当てて欲しくない。なぜなら表面がコンマでもすり減るのが許せない、センシティブなお施主様の逆鱗に触れる。

こんなストレス耐えなれないあなたへ、少しでもストレス軽減の為
極力サンウンドペーパーを使用しない、カッター『MDC』をやってみよう!

使用するのは普通のカッターナイフ(黒刃でなく一般的なやつ)
普段使用しているのであれば、パキパキ折っていって最終的に使えなくなったサイズでOK!

あまり長すぎると使いづらい(他にキズをつけてしまう)ので、写真位のサイズで充分です。
☆注意 必ずポキ※1を使用しましょう。 

※1 《正式名称》 安全刃折処理器ポキ 

って言うんですって!?ポキて。でも言いたくなりますね☆ポキ☆  グラップラーポキ。。未来少年ポキ。。。ポキ兄 。。。。

良くあるフロアの凹みでやってみよう!

ここにジェルを充填していきます。

☆いなせポイント☆
ジェルは一気に充填しようとせず、すり切りで傷部のみに充填していく要領で、 傷の周りにできる限り余分なジェルが残らないよう、ヘラを立て気味に通していく。

奥から手前にヘラを通し、手前にジェルの溜まりが出るのは仕方ありません。 ここは、指で余分なジェルを取るようにしています。

ここからカッター『MDC』の実践です。 まずは、この手前に溜まった余分なジェルをカッターで削いでいきましょう。

カッターの刃先面で余分なジェルを削いでいきます。
カッター刃の持ち方は、刃の上側でなく、中央あたりに重心を取るように持ってください。 上側を持ってしまうと、削ぐに力が逃げやすく、削ぎ力が弱まってしまいます。
また、刃先面全体が、床面に接地することを心掛けてください。
全体が接地していないと、床面に傷をつけてしまい、なんのこっちゃとなってしまいます。

最初は力の入れ具合がわからないと思うので、色々試してやってみてください。 上の写真の様に白い削り粉が出てきたら上手く削れている証拠です!

思ったより刃をフロア面に押し付けて、手前に引くでもいいですし、奥に押すでもどちらでも可能。 その際、ジェルを削る抵抗力で刃がいなされないよう、刃の角度を保ったままスライドしていく感じです。

ただし、調子に乗りすぎると知らぬ間に、床面に傷を入れてしまっている事があるので、 感覚を覚えるまでは練習あるのみ!!

ここで、余分についたジェル面を触ってみて、凸がなければ同じ要領でジェルを充填。 そしてカッター『MDC』の繰り返し。

ジェルの充填は複数回行うので、ここは面倒くさがらずこんもり充填は封印してください。 一気に充填のハードボイルド派の人には不評かもしれませんが、ここが@いなせポイントです。

充填

カッター面出し後

キズ部が平滑になり、触って違和感なければカッター『MDC』完成!!

かなりのいなせ感でペーパー使用しないといきこんでいましたが、さすがにビッグマウスが過ぎました。。 最後は#1000~#2000のペーパーで仕上げてね笑

ただし、目の細かいペーパーしか使用しておりませんので、
パテの輪郭やペーパー目を消すためのクリア吹きつけ回数が激減!

艶合わせも楽チンです!!

クリア1発目

クリア2発目

パテ跡はクリア1発目だけでほとんど来ていますね!これだと、シーラーは必要ないですね!!

乾燥後

鏡面を直すには非常に便利なこのいなせテク!ぜひ試して下さい!!

     

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