直貼りフロアの拝み倒しで部分張替

拝み倒しと聞いて何を思い浮かべるでしょう・・・。

人として何かを懇願する時に用いる、なにか背徳的な行為かもしれません…日々拝み倒している方もおられると思いますが、そんな人の思いをのせた貼り替えの行為をみなさんと一緒に見て行こうと思います。

戸建てなどによくあるフローリング材、合板のシート物や、無垢材と色々あると思いますが、補修では厳しい傷や貼り替えを希望される場合、部分で差し替えをされると思います。その際にメザネの下部分をカットして落とさないと入らなない箇所が出てくると思います。
下地の捨てばりや剛床に、ウレタンボンドで接着して、オザネとメザネの間に接着ボンドを塗り、仮釘で固定するので、かなりしっかり固定されます。

マンションなどの集合住宅によく使われている直貼りフロア。フロア材の裏に遮音クッションがついているので、動きもあり、サネにスリットが入っていて全体的に踏み心地がやわらかいです。

直貼りフロアを差し替える時にサネを落としてしまうと、クッションによる動きがそこで分断してしまい、パカパカ状態になり、段差や踏み心地が変わります。 それを払拭しようと思い、接着剤を注入してパカパカ状態を止めようとすると、動きがそこだけ無くなるので、今度はカチカチ状態になります。

そこでサネを落とさずに差し替える訳ですが、1ピースだけ抜いても、サネを落とさずにはめることができないので、そのまわり計4ピース抜きます。
今回の直貼りフロアは、2ピースが1枚(裏側がクッションで繋がっています)のタイプなので、2枚、4ピース分抜くことになります。

いつも差し替えるように丸鋸を入れて剥がしていきます。

スラブについてるボンドとクッションをさらっていきます。

すでに拝み倒しているように見えますが、サネに入り込んだボンドを必死で取っている所です。

直貼り用ボンドを塗布しクシベラで広げます

2ピースの真ん中を浮かしながら、まわりのサネを入れていきます。2枚のフロアをお互いに、中心に向かいながらスライドさせてサネを入れていきます。

吸盤使って真ん中を浮かしつつ、お互いの短辺を入れていきます。
以外とフロアはしなるので、傷がつかないように思いきってサネはめ込む寸前までもっていきます。

真ん中が浮いている状態で、あとはいよいよ真ん中のサネを入れるだけ。

まわりのサネが入っていくのを確認して、さぁ拝み倒しますよ!

パタンと倒して圧着すれば、直貼りフロア拝み倒しの完了です!

サネを落とすことなく、何事もなかったように拝み倒されたフロアを見つめながら… 明日も拝み倒すことを心に誓い、現場をあとにします…。

 

     

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