リペア職人が”直す”を通じてDIYをより深く楽しむための「コト」や「モノ」を形に。

洗面ボウルや陶器の塗装どうしてます? リペア実験室その1

    
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洗面ボウルや陶器の塗装どうしてます? リペア実験室その1

リペアも会社も職人も社長もマンネリ化

しばらくの間、現場やリペア作業から離れ、会社のお金儲けシステムの構築に日々勤しみ、ただただ仕事を受注。直し方も材料の選定も職人任せ。クレームがでれば「てめぇはプロとしてどーなんだ!」と恫喝するブラック上司が地を這うような生き様の俺。
直接現場でリペア作業する職人連中の気持ちを顧みずこの数年間、、(いや違うんだぜ、、未来を考えてなんだぜ俺は・・)
プロ補修屋を営んでいる以上、お客さんには「責任もてません」とか「どうなっても知りませんよ」なんて言いたくない。(どの口が言うてんねん)

暑っちぃ中、空調服を着こんだ職人が現場終わりにリペア研究しに会社に戻ってくるなんてのは酷な話で・・・そりゃ、仕事終わったら何も考えんと家帰ってキンキンに冷えたビール飲んで寝てぇわな。
(でもそこを乗り越えて、その煩悩を超えて各々が時空を曲げるプロ集団でいたいんだぜ俺は・・)

人も会社も惰性で楽してまう。ほとんどの誰もがたった3か月必死こいただけで人生の苦労話にしてしまう・・・。
俺も半年くらい頑張ったし・・・

いや、あかん!

社長がただのエクセル入力係ってあかん!あんた補修会社の社長やで!社長は何もしない幻想なんか忘れ!根は職人やねんで!リペアの事もっと考えた方がええんちゃうの!?と自問自答し、好きか分からないが・・性分であるリペアを研究し、弊社リペア技術レベルの底上げ、ほんでその研究結果を基に、ウチの職人連中が現場で少しでも楽に仕事を遂行できれば一石二鳥。余力でもうひと現場いってくれれば三鳥!やったらんかい!
初心にかえれ!!!

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言われたら何でも直します!けど…

うちの会社は大体なんでも直す。・・・ようにしてるが、例外もあってお風呂の塗り替えやリペアは基本断る。もちろん浴槽内割れライニング処理、浴槽全塗り替え塗装、いくどか施工あるが、基本しない。

何故か?

しんどい。

えっ?みんなしんどくない?
俺1回しかしたことないけどマジでしんどかった。ほんで体にすげー悪い気がした。ウチの職人に直しにいってもらうのもほんま毎度申し訳ない気持ちで煎餅食いながらなんか後ろめたくなる。
毎日浴槽塗りするわけでもないから、あれやこれや理解して作業できてるわけでもないし、後々どうなるかとかもよく分からんかったし・・そのせいで気持ちも体力もしんどく、お客さんに「保証できませんよ」と言い訳がましい毎度の説明もしんどい。だから顧客には浴槽専門で直す人いるからその会社探してやってもらった方がいいよと伝えるようにしてる。
浴槽リペアの依頼量に対し浴槽用塗料の使用量を考えると保管とか、腐っちまうとか、邪魔とか、請負金額とか色々考えると直すんはウチやなくて専門業者が良いと思う(知らんけど)。だからお断りしている。

とは言うても、「なんでも直す」言うてる以上、水廻りの何かは手を付けたい。最低限、浴槽を直す知識と技術は得ておきたい。そもそも何でも直すと謳ってる会社でなので、洗面ボウルのリペアくらいやったらやっとこ、もちろんバリ懸念言ってまうけど・・・(依頼者は嫌よね~)。

懸念事項って楽する為の言い訳ちゃうで

かといって勘違いしないでくれ。懸念を言うからNO処理のままラッカーで塗ってしまうようなアホ補修なんてする訳なく、何でもそうだが、それなりに実験・研究・テスト・耐久性を実証した上で作業に取りかかる。

ほんならなんで懸念事項いうかって?

先にも述べたように、水廻り塗装のプロ、浴槽リペア専門業者がいるから。
そういった人達と俺達では水廻りの塗装に関して圧倒的に現場作業経験値が違う。まだまだ知らない材料もノウハウもあるだろうから、そういった意味での俺達の経験値の少なさ故のお客さんに対しての懸念事項のお知らせである。

俺達は色々直す専門業で、その「色々」には水廻りだけでなく様々な業種が含まれるので自分達が勉強することも多岐多様。専門業をリスペクトしつつ専門業に負けないよう日々精進して「直す」専門業を確立しなくちゃな。フローリング専門補修屋にはなりたくねぇ。
がんばれJpanese Restoration BOWABOWA

某有名浴槽用塗料ええんやけど…

浴槽や洗面ボウルの塗り替えに使える有名な浴槽用塗料がある。ネットで検索すればすぐ出てくるし簡単に買える。
それを説明書通り使えばちゃんと耐久性をもって仕上げができる。すごく密着が良い塗料なので俺達も使っていた時はあるんだが、やっぱり自分達が常備しているレギュラーで使っている塗料で全て完了したい。その方が色々楽やし。倉庫も片付く。

ウチで使ってる塗料は耐水性もあるし密着力も強い方なのだが、こと密着に関してはやっぱ某有名浴槽用塗料には負ける。
その為、洗面ボウルなんかはプライマーを色々試して、これや!と言う組み合わせで施工し密着を高め、機能性を保っている。

ただ、ウチの塗料にしても、某有名浴槽用塗料にしてもどちらにせよ足付けはしっかりせなあかん。

ほんでその「足付け」がむっちゃ大変で、道具のチョイスやペーパーのかけ方・かかり方等のノウハウ( 説明書に書いていないコツ)が分かって慣れたとしても、やっぱしんどいのはしんどい。俺なんか想像するだけで腱鞘炎になるわ(プラセボ)。
そんなこんなで下地に「エッチング」を試してチョー感動。これでみんな陶器の洗面ボウル塗装ラクできるわ!エッチング剤を作れるようになったら俺の役目終わり!と満足していたものの・・

いまさら噂のプライマー

そんな折、材料を買い漁り、実験開始前の俺を見てタカシが

「〇〇のプライマーある?」

「ない。ナニそれ?」

聞くところ、ワイプオンで下地プライマー処理完了?あの煩わしかった足付け下地処理をやらず見事に塗膜が密着する某プライマーの存在。タカシ曰く補修屋さんみんな使ってるだろうとの事。時代遅れの俺ちょっと恥ずい。

研磨材の選定、効率的な足付け方に時間費やし、エッチング剤の組成・構造を理解する為に時間費やし・・

すげー時間の無駄。。。
。

タカシ早よ言うてや。

早速、噂のプライマーとウチの塗料の相性を確かめるがごとし、密着テストやってみた!

つづく

「陶器タイルに塗料密着テスト」リペア実験室その2

 

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