無垢フローリングの傷、白浮きしない補修方法
カラークリア仕上げ無垢フローリングの補修

無垢材の補修って厄介ですよね。。。
フロア材も塗装の仕上げで、補修し易いタイプと補修し難いタイプに分かれると思います。
補修し難いタイプの物は、塗装されている色に、白色塗料が入っていない材となります。
今回は、そんなフロア材の補修方法の一つを紹介したいと思います。
塗装されている色を見極める

塗装されている色に、白色塗料が入っていないと推測できる材の色を再現する場合、
白色を使うと見る方向(光の入り方)で白浮きが生じてしまいます。
いわゆる方向変色ってやつです。
ただ、補修したい対象箇所の色を再現しようとすると、どうしても白色が必要になります。
ここで考え方のポイントとして、
材の白の色味と言うものは、白色の塗料でなく、塗装されている材が白い色味を持っていると言う事です。
この材自体が持つ、白い色味を白色の塗料で再現すると、前述したように白色が浮いて見えてしまうと、自分なりに解釈しております。
白色を使わない着色方法
それでは、そんな床材の表面が剥がれている傷の補修方法を紹介していきます。
まずは、ジェル(シアノアクリレート系)にて抉れている箇所の面を整えます。

傷の箇所が白い状態になるので、周りと馴染むように着色を行っていきます。
その着色の方法、塗料の調色が最大のポイントとなります。
調色の考え方
通常、調色をする場合、直したい対象箇所の色を作っていきます。
この時、白色の塗料も使うと思いますが、この白色の塗料が違和感の元となるので、白色は使いません。
作りたい色から、白色を引いた色味を作り、なおかつ下地の白色を隠蔽しない濃度で希釈します。
今回の場合。大まかに赤茶色となります。

着色方法
その調色した塗料で、下地が白い箇所の内側をはみ出さないよう、出来る限り小さい点で着色していきます。

少し根気とコツのいるやり方にはなりますが、白いと感じる箇所にただひたすらに、はみ出さず、小さい点を打っていく要領です。

薄い色を重ねて着色していく重色と言う方法になります。
この重色は、はみ出したり、すでに濃いと感じる箇所に点付けで着色してしまうと、濃くなりすぎてしまいます。
濃くなり過ぎると、重色ではカバーできなくなるので細心の注意を払い、地道に点付けしていきます。

注意点
もし、濃くなりすぎてしまうと、薄くする為のリカバリーとして白色の塗料が必要になってしまい、
白浮きの原因となってしまいます。
なので、根気と慣れは必要になるかと思いますが、この方法のみで着色を終えれれば、
より自然な風合いで仕上げる事が出来ると思うので、白浮きにお困りの方は、一度お試しいただければと思います。


以前にも《木部補修 着色方法『重色』 方向変色も半分攻略》と言うブログを書いたのですが、
その方法を用いた内容となるので、合わせてお読み頂ければと思います。