床鳴りの直し方

床鳴りの直し方 なぜ起きるのか?その原因を知ると止められる!! 床下編

前回は床上で出来る床鳴りの止め方について紹介させていただきましたが、今回は床下で行う床鳴り補修でございます。

フローリング床鳴りの直し方 なぜ起きるのか?その原因を知ると止められる!! 床上編

基本的には床上で届かない箇所を、床下から直すやり方なんですが、床下は勿論高さが低く(構造にもよりますが大体500mmないぐらいですね)、床下を支える束や、電気配線などを這わしてますので注意が必要です。

床下に潜入する

キッチンの床下収納の底蓋を取って、中に入って行きます。

床鳴り55君に必要なものを乗せて、暗い床下に潜っていきます!

 

低い台車など、板に小さい車輪がついてるものがあれば、道具を乗せたり、それに覆いかぶさって移動も出来ますよ! (配線が無い所で使用します)

 

そうやって床鳴りがしていると思われる所にたどり着きました。 大引の中にはまっているスタイロなどと呼ばれている断熱材を丁寧に外していきます。…ちょっと大変ですが頑張って外します。

 

外してみると、フロアの下に敷いてある剛床が見えます。 大引との間に隙間があり、上から踏んでもらっている床鳴りの音と位置が重なるので、この隙間の影響と思われる動きを止めていきます。

クサビを隙間に打ち込む

クサビを隙間に打ち込みます。

 

ここで注意したいのがクサビを入れすぎると、床上のフロアに影響が出て、フロアがそこだけ上がったり、打ち込み過ぎて歪みが生じてさらなる床鳴りの原因を作ってしまう可能性があるので、ゆっくり少しずつ音を確認しながら入れていきます。

音が止まれば、クサビの出ている部分を手ノコやカッターなどでカットして、断熱材をしっかり元に戻します。

 

クサビは余った集成材などで作ります。

対角に斜めにカットして、次に垂直にカットするのを、ひたすらしていくだけで大量に作れます。 私は床鳴り以外にもフロアの差し替えのときなどにちょこちょこ使うので重宝しています。

“束鳴り、基礎パッキンの音鳴り”

実鳴りや釘なりのギュッやギィーなどと違って、コトッやコツッといった割と響く音だと思います。

束鳴りは、大引を支える鋼製束が、接地面のスラブのやせにより隙間が生じたり、大引との隙間の原因があると思いますが、基本的には鋼製束のついてるビスの緩みを解消したり、鋼製束を少し伸ばしてやって大引との水平を見ながら処置しますが、これも床上に影響を及ぼしかねないのと、さらなる床鳴りの原因を作る可能性があるので、安易に鋼製束を伸ばすのには注意が必要です。

コンクリート基礎と土台の間に黒い基礎パッキンがはまっています。 いわゆる緩衝材ですね。湿気を逃したりなどの役割を果たします。

 

写真ではわかりにくいですが、その基礎パッキンの一つが、木材のねじれや乾燥によって隙間が生じて、動いてしまっています。

 

そこにクサビを打ち込んで動きを止めて、音が鳴らないのを確認します。このクサビはダンドリビスの樹脂クサビで、入れた所で余分な部分を手でパキッと簡単に折ることが出来ます。これも幅の種類があって重宝しています。

 

“最後に”

床下に潜っても、原因と処置方法がわからなければ当然ですが直せません。床上での音の鳴り方、構造、位置関係などを考慮して、ある程度音鳴りの原因を想像しながら床下に潜るのが良いでしょう。

勿論それでも止まらない場合もありますが、床上と床下を行き来することにより原因を特定しやすくなるので今日も暗い床下に潜入します。

床下には、コンクリートの粉塵が衣服に付着するので、簡易の防護服と保護メガネを装着して、充電式ライトで照らしながら、慎重に作業する必要があります。