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ボサボサや割れた筆を整える 特別な道具は必要なし! 簡単に出来る筆のお手入れと長持ちさせる方法

  
筆
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ボサボサや割れた筆を整える 特別な道具は必要なし! 簡単に出来る筆のお手...

先日、新しく入社してきた後輩君に「筆先がバサバサになってきたんですが、メンテってどうしてます?」という質問をされました。

僕の中で筆は消耗品枠にカテゴライズされていたので、筆をメンテするという考え自体無く、バサバサになったら交換どきで、外部で使うタッチアップ用や時々監督さんに言われる 何でもいいから筆持ってない?用に降格するのが当然ちゃうの?と答えるしかありませんでした。

「それじゃあ一回調べてみます」の言い方が心なし蔑んだ感が出ていた後輩君に後日教えてもらった簡単な筆のメンテナンスのやり方を忘れないように記しておきたいと思います。

恥ずかしながら僕は知らなかったのですが筆専用のメンテナンスクリーナーというものがあるみたいです。が、今回はあえてそういったものに頼らない、所謂民間療法的なやり方を実践していきたいと思います。

汚れた筆

汚れに汚れたクセの強い洗う前の筆達です。

お目汚し失礼します。。

バサバサになる原因

補修屋さんが使う筆は結構汚れていたり傷んでいるものが多いです。バサバサになってしまう原因としては、日頃から強めの溶剤や塗料を使うも、そのあときちんと洗えてなかったり、ドライヤーの熱などにさらされている事が挙げられると思います。

筆

筆のメンテナンス

まず溶剤でゆすぐ

補修で使い終わった後の筆はうすめ液やシンナーで洗う人が多いと思いますが、片付けの流れの中で洗うためしっかり洗えていない事がほとんどです。毛先や根元に残っている固まった塗料を今一度溶剤でしっかりめにゆすぎ落とします。

筆洗浄

筆洗浄

この色…普段の洗い方がどれだけ悪いかわかりますね…

思った色が出ないのは案外こういうところも関係してるのかも。。

頑固な汚れには眉毛コームを使って掻き出す方法もおすすめです。

筆先のへんなクセを直す

筆先のへんなクセは熱湯につけると割と簡単に直ります。

筆にはナイロン製のものと動物の毛のものがあり、それぞれ温度設定が違っていて、ナイロンは90℃前後、動物の毛は40℃前後が適温のようです。

温度はまぁ大体です

ナイロン製の筆から。筆先が底につかないようにして大体1分くらい浸けます。

ナイロン製のものが終わったら動物毛です。

要領はナイロンも動物毛も同じです。

熱湯から出したら指で形を整えて一旦新聞紙に寝かせ水気をとります。

傷んだ筆先に潤いとまとまりを補充するためトリートメントをつけてあげます。

今回は子供用のものを使いましたが特に決まりはないのでお家にあるものでいいでしょう。

流水(お湯)でしっかり流して乾かして完了です!筆先がしなやかになり、まとまりが復活!しかもいい匂いがします!!

中には直らないクセの強い筆もありました。ここまで行ったら心置きなく監督さん行きですね。

道具を大切に使うという気持ち

職人さんと呼ばれる方達に共通するものの一つとして“道具を使う”というものがあります。

道具を使った後は後片付けやメンテナンスをするのが当然であり、そうすることによって長く使う事が出来ますし、時には愛着も湧いたりしてきます。

こと補修屋さんが使う道具は細かなものが大半な上ほとんどが消耗品ですが、そんな消耗品でさえ大切に使う事を意識することでいつもよりやさしい気持ちになり、余裕もでき、良い仕事が出来るという連鎖が生まれるんじゃないでしょうか。

 

もっとやさしい気持ちでやさしく筆を洗浄したい!という方には専用のメンテナンスクリーナーをどうぞ!

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