エアブラシのストレーナー、不要になっている使い捨てマスクで代用出来る!?
補修作業やプラモデルの塗装、アート、メイクなどにエアブラシを使っている方も多いと思います。
最近ではコードレスタイプのエアブラシもあり、我々補修屋も作業時に使用する頻度が格段とあがってきました。
エアブラシは、塗料の吐出口の口径が小さいので、塗料をきめ細かく塗布できる、ピンポイントでも塗装が出来ます。
非常に便利なツールではありますが、上記で述べたように口径が小さい為、塗料の中にゴミやチリが混入していた場合、吐出口が詰まって塗料の出が悪くなりやすく、ストレスになります。
それを回避するには、塗料を濾す必要がありますが、通常のカップガンで用いる『ストレーナー』は大きすぎて、エアブラシの小さいカップには合わず、中々使えません。
エアブラシ用の小さい『ストレーナー』は需要がないのか市販されていなさそう。。
その為『ストレーナー』を自作したり、吉野和紙やナイロンメッシュを加工してくれる記事を目にしましたが、しっくりせず購入までには至っていませんでした。
何か良いものがないかと思っていたところ、ピンと来たのが
『使い捨てマスク』
マスクの供給が追いついていなかった時、とりあえず確保した1番安価な『使い捨てマスク』、耳にかける紐ゴムが細いタイプで、1日付けていると耳が痛くなるので敬遠し、使わない状態でそこそこの数がストックされている我が家。
この『使い捨てマスク』を何か利用出来ないものか?と色々考えていてふと気付く!?
これ『ストレーナー』に代用出来るんじゃない!?
と試してみることに!
・マスクの加工
いちいち説明する必要もないとは思いますが、耳にかける紐ゴム部分、マスクの上下の縁をカット
不織布を自身の持っているエアブラシのカップの大きさに合わせてカット
※マスクの不織布の部分は何層かになっていると思いますが、層が複数ある状態では塗料を含みすぎて濾過されにくいので、不織布は一層で充分です。
・カットしたマスク(不織布)のセット
不織布が軽すぎてカップにセットしにくいので、以下写真の要領でセットすれば、使用しやすいです!
指で入れ込む
塗料を入れてみると
濾過されました!!
《実験画像》
不織布なので塗料を吸い込み、使い回ししにくいですが、不要なマスクと少しの手間で作成出来るので有り寄りの有りではないでしょうか!?
エアブラシの塗料詰まりでストレスを感じている方は是非試してみてくださいー