FRP樹脂やパテに混ぜるフィラー(混ぜ物)の種類を徹底紹介!
パテの強度を上げたい時やポリエステル樹脂からパテを作る時などに添加するフィラー(混ぜ物)をご紹介します。
パテの素

タルク
FRPの増量剤や増粘剤として用いられます。
ポリエステル樹脂に混ぜていただくことで、手軽にポリパテができます。
ポリパテは、樹脂1に対し、タルクを1.1~1.5程度入れ、良く攪拌してください。
タルクは含水ケイ酸マグネシウムの粉末で、化学的に安定している物質です。大変柔らかい物質で、削りやすく、造形用のパテ充填剤として大変優れています。比重0.3ml(上記写真のものは何故か紫に変色していますが、基本は白です)
炭カル
FRPの増量剤や増粘剤として用いられます。
炭カルは単価が安いので、樹脂に混ぜていただくと、手軽に増量していただけます。
比重はタルクより重いです。比重0.6ml
運動場のライン引きで使っているアレです。
ポリエステル樹脂+タルクor炭カルでポリパテが出来ます。
そこからプラスαで特性を付加していく事が出来ます。
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ガラスパウダー
ガラスパウダーはガラス繊維を数十ミクロンに粉砕した粉末です。分散性が良好で、FRP樹脂の充填剤として使用されます。
これをパテなどに添加することで、補強、増粘、増量という効果を発揮することができます。
樹脂塗布後の表層に撒くことで、滑り止めとしても効果を発揮します。
ミルドファイバー
ミルドファイバーはガラス繊維を特殊な方法で粉砕した粉末状または綿状の短繊維です。チョップドストランドとガラスパウダーの中間的な性質です。パテ等の充填剤として使用され、耐クラック性、寸歩安定性が向上します。アエロジルで粘度を調整すると、より使いやすくなります。
ガラス中空ビーズ
ガラス中空ビーズ(マイクロバルーン、ガラスバルーン)は、平均粒径60μmのガラスパウダーと同等の粉末で、比重が0.2g/mlと軽く、FRPの軽量化の充填剤や、アエロジルと併せて軽量パテの充填剤として使用されます。また切削性、耐熱性、塗料密着性の向上効果もあります。
ファイバーパテとダレ止め

チョップドストランド
チョップドストランドはガラス繊維を所定の長さに切断したもので、樹脂や石膏の強化材として良く使われます。 ポリエステル樹脂での型やブロックの3次元固体やガラスマットの入らない場所への充填補強、ファイバー入りポリパテ作りに欠かせません。パテを繊維で繋ぐ事により強度が格段に上がり、割れや衝撃に強くなります。
アエロジル
アエロジルは他の増粘剤と異なり、3次元構造の結晶構造になるため安定した増粘剤となります。
また切削面が綺麗に仕上がるというよさもあります。
壁面や垂直面などで垂れるのを防止する目的で使用され、そのあたりが他のタルク、タンカルとの違いとなります。
ポリエステル樹脂に対して重量比2%程度、塗料に対しては重量比1%程度で十分効果的です。
比重が0.05g/mlと軽く、適量を添加するには他の粉体と比べるとかなりの量を入れないといけませんが、樹脂に添加する際にはダレ止めとして立面や天井面では欠かせません。
質感の再現や滑り止め

珪砂5号、珪砂7号
滑り止めや質感の再現としてパテに添加する砂です。
珪砂5号、荒め(中心粒径0.5mm)
珪砂7号細め(中心粒径0.15mm)
まとめ

パテの強度を上げるには
ガラスパウダー
ミルドファイバー
チョップドストランド(ファイバーパテ化)
粘度を上げるには
タルク
炭カル
アエロジル
ザラつかせたいときや細かな質感の再現には
珪砂
ガラス中空ビーズは
切削性、塗料密着性、耐熱性などの向上が期待できますのでサポート役といえます。
上記のフィラーは補修の際に使用するパテ(水性やシアノアクリレート系、エポキシ系など)様々なパテに添加可能です。
おもいのままに扱えるようになると、その時に最適な作業性や強度を生み出す事ができ、良い仕上がりに繋がりますので、是非参考にしてみて下さい。