シート貼り替えの基本はこれ! 窓台、オレフィンシートの剥がれ 原因と下地処理など貼り替え方を詳しく解説
今回は、窓台、窓枠のオレフィンシートの剥がれ、劣化による、シート貼り替えでございます。


紫外線や、結露などにより、オレフィンシートのシワや、剥がれが目立ちます。あと写真ではわかりにくいですが、下地のMDFが隆起して、膨らんでいる部分が何箇所か確認できます。
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“手摺など金物の取り外し”

シートを貼りこむ際に、作業性向上のために、邪魔になる金物類は、外せる物は極力外していきます。
ビスなど無くさないようにするのと、念の為に外す前の写真も取るようにします。
“劣化シートの剥離作業”

剥がしやすくするために、カッターでシート際の縁に、切込みを入れていきます。

切込みを入れたら、シートを引っぱりながら、ゆっくり剥がしていきます。勢いよくいくと、途中でシートが切れて、効率が悪くなるので、ジワジワ剥がす感じで作業します。

今回は、元々のボンドがかなり劣化しているので、剥がしやすいですが、シートが密着して剥がしにくい場合は、ドライヤーなどでシート表面を、温めながら剥がすと作業しやすいです。
“下地処理作業”
サッシ際の、細かいシートも綺麗に剥がし終えたら、下地処理に移ります。


下地のMDF(木材繊維を圧縮して接着剤で固めたもの)の少し変色して黒いところが、窓の結露などによる、水分がたまって、湿気がオレフィンシートに閉じ込めらて劣化しています。

さし金で見るとわかりやすいですが、MDF特有の隆起が見られます。
この部分をひたすら削りあげていきます!

養生をして、サンダーでフラットになるまで削っていきます。

削った部分をしっかり接着剤で固めていきます。そこからまた少し研いで、広げながら接着剤浸透させます。

綺麗に表面の掃除をして、プライマーを塗ります。
ここまでの工程をしっかりしないと、下地の凹凸が表面に出てきて、シートを綺麗に貼ることが出来ないのと、再発防止を極力防ぐ為に、着実に作業をこなします。
“シートカットして貼り込み”
枠全体の寸法より10mm〜20mm程度余裕を持たせて、ダイノックシートをカットしていきます。

シートをカットしたら、貼る部材に合わせ、シート寸法と位置決めをして、貼り込んでいきます。

私は、右利きなので右から貼ります。裏のセパレーターを少し剥がして、シートを貼りますが、このときに、シートが窓台に対してまっすぐ平行になっていないと、シートが曲がった状態になるので、もう一度位置決めを確認します。

セパレーターを剥がしながら、スキージーで押さえていきます。

天板が貼れたら、両サイドを、間違いないようにカットして、小口面を貼る前に、しっかり角を押さえて、角出していきます。

貼り終えたら、際部分をカットします。基本的にはヘラの外側でカットしますが、私は、クロス際などは、状態にもよりますが、あとでコークを打ちやすくするために、ヘラの内側でカットします。

対面側も、しっかり圧着しながら貼っていきます。
“手摺取り付け、完了”

私は金具の位置を間違えて、手摺が付かないと、よくあたふたしますので、確認して戻していきます。


完了です。

“最後に”
今回の下地のMDFは、湿気に弱いため、なるべく結露を防いで、水分の侵入を失くしていくのが重要です。アルミサッシは結露しやすいので、サッシ際にシリコンコーキングを充填します。吸湿による膨張で劣化するので、下地処理で時間をかけて形成して、固めていきます。
あとは、失敗してシートを貼り直すことになると、シートを剥がすと、また下地を作らないといけなくなるので慎重に作業したいですね。
そのようなことを考えながら、直射日光にさらされている、貼り替えた窓台を見ながら現場をあとにします。

