階段側板シート貼り替え

階段側板のシート貼り替え 下地処理から作業手順、カット方法まで全て解説します!

今回は、階段の踏み板と、蹴込み板を受けている、両側面にある側板(側桁)のシート貼り替えでございます。

“階段の側板(側桁)にシートを貼る”

踏み板と蹴込み板が差し込めるように加工されている、一般的なBOXタイプのプレカットされた側板です。 

踏み板と蹴込み板を受けているので、絡みが多いのと、ストレート階段は、継ぎ目が無いので、途中でシートをカットすることも出来ませんので、貼り替えるときは注意が必要です。

側板の木目が薄っすら出でいますが、これを右の蹴込み板の、ホワイトの単色のシートに貼り替えます。

“作業前の準備と下地処理”

こまめに掃除する

まずは作業する周辺をしっかり掃除します。
現場が施工中の場合などは特に粉塵やホコリがすごいです・・・
ホコリなどを取り除き作業しやすい環境になってから下地処理を行います。
もちろん作業中もこまめに掃除します。
”ゴミかみ”などの予防にもなり、仕上がりに大きく影響がでるので。
シンプルな事ですが意外に出来てなかったりします。

下地処理① 足付けし表面処理をする

オレフィンシートの表面は、耐摩耗処理や、防汚処理のコートがされているものが多いので、サンドペーパーでしっかり足付け処理をしていきます。番手は〜240ぐらい、最終400〜ぐらいでならします。

剥がれた補修跡 その原因とシート施工での対応(前編)

下地処理② プライマーを塗布し密着性を向上させる

足付けの次は密着剤、プライマーを刷毛塗りしていきます。私は、この場合は3Mのダイノックプライマーを使います。プライマーをひっぱり過ぎず、際部分にたまらないように塗っていきます。

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“シートの寸法出しと裏紙をカットする”

ストレート階段の長手の長さと、側板の幅を少し余裕をみて測ります。
ここで寸法出しを間違うと、かなりのシートを無駄にしてしまうので、私はいつも何回も確認してしまいます・・・

カットしたシートを、基材にあてがってサイズなどを確認したら、貼る前に側板の小口面にくるシートの裏紙をスリッターなどでカットしておきます。
側板上面の小口部分から貼り込むので、タックシートのノリが小口以外にくっつかないようにする為です。 これで貼る段取りはできたので、貼り込みをしていきます。

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“シートの貼りだしと入隅、際部分のカット方法”

裏紙スリッターで、切り込みを入れた裏紙を剥がし、側板小口面全体的に貼っていきます。

ここでシートが寄れたり、曲ったりすると、側板に貼り込んだシートにシワが出来てしまうことが多いので、ある程度テンションをかけつつ、かけすぎず…真っ直ぐ貼ります。

小口を貼り終えたら、徐々に裏紙を剥がし、段鼻のところまでシートを貼り込みます。

次は段鼻のラインに沿って、切り込みを入れます。

この時に、斜めに切り込みを入れてしまうと、シートが足りないところがでて、ハジをかいてしまうので、極力水平にカットしていきます。

上から徐々にシートを貼りながら、スキージーなどで際部分に追い込んでいきます。

際の入隅などは、十分にヘラで奥まで押しあて、縦と横のシートの余った部分を、折り紙のように重ね合わせて、ヘラで押しあてながらカッターでカットします。

”仕上がり”

あとは細かいところをカットして、エアーが噛んでないか、シートカットの仕損じが無いかをチェックして完了です。

“最後に”

シート貼り替えに限ることではないのですが、階段の作業では、施工中の現場だと、他業者さんの行き来があるので、他の作業されている方に迷惑をかけてしまいます。

特に側板の貼り初めは、階段の行き来が困難になるので、貼るタイミングの時間的な話や、他業者さんの動きなどを、予め聞いとくように心がけます。

それでも現場が忙しい時は、こんな感じになっちゃうんですが、“ご迷惑かけまして申し訳ない” と心で叫びながら、作業を終わらせ現場をあとにします。